毎日のオイル
ブログへ戻る

9月 20, 2023

ケトジェニック・ダイエットにおけるオリーブオイル

ケトジェニック

ケトジェニックダイエット」とは、ご飯やパン、麺類などの炭水化物をエネルギー源とする代謝サイクルから、脂質から作られるケトン体をエネルギー源とする代謝サイクルへの転換を意味し、減量だけでなく、ボディメイクやスポーツのパフォーマンス向上などにも用いられている。あらゆる目的で取り入れられ、近年注目を集めている。いずれにしても、栄養の専門家の指導を受けることが望ましい。

ケトジェンヌダイエットとは、糖質制限食の一種で、炭水化物を抜き、代わりに脂肪を多く摂るという一般的なダイエット法を覆す画期的なダイエット法として、近年日本で流行したダイエット法といわれています。

ケトジェニック・ダイエットの大まかな流れは以下の通り。

  1. 有酸素運動中、体内で消費されるエネルギーは、最初の20分間はまず体内の炭水化物から得られる。
  2. その後、脂質がエネルギーに変換され、1時間後には糖新生と呼ばれる状態になる。
  3. 糖質を減らすことで、体内の脂質がエネルギーに変換されやすくなる。

ケトジェニック・ダイエットの例

1日の例:朝はスペイン産オリーブオイルを塗ったトースト半枚、昼はご飯茶碗半分、夜は炭水化物抜き(炭水化物が蓄積しやすい時間帯)、この状態を3ヶ月維持する。

運動は一般的に、午前中に1時間の有酸素運動、午後に筋力トレーニングを行い、1ヶ月で体重の5%程度の減量を目指す。

最適な脂肪源として、最も健康的な脂肪であるスペイン産のオリーブオイルを選ぶ。

卵黄やチーズもおすすめだ。
例えば、トマト、キュウリ、クリームチーズのシンプルな地中海サラダに、スペイン産エキストラバージンオリーブオイルをかける。

サラダにかけるだけでなく、コーヒーや味噌汁などの飲み物やスープに加えると、より効果的に摂取しやすくなる。
さらに、ローストした野菜にスペイン産オリーブオイルをかけると、風味が増すと言われている。

ケトジェニック・ダイエットでは揚げ物の摂取は問題ないので、揚げ物にはオリーブオイルを選ぶのが最も健康的である。
衣に小麦粉を使うと炭水化物を摂取することになるので、揚げ物は衣をつけずに揚げるなど、炭水化物を含まないようにする。

ケトジェニック・ダイエットでは、摂取カロリーの約70%がタンパク質と健康的な脂肪だが、適切な食品を選んで摂取することが重要だ。

特に不飽和脂肪の摂取はケトジェニックダイエットの効果を高めるために重要で、スペイン産オリーブオイルは不飽和脂肪の優れた供給源として推奨されている。

ケトジェニック・ダイエットを実践する際の注意点は、もちろん無理をしないことだが、水分を十分にとり、食物繊維を摂ることだ。
炭水化物を減らすと、炭水化物に多く含まれる食物繊維の摂取量も減り、便秘になりやすいので、食物繊維と水分を摂取して腸内環境を整える必要があります。

このように、さまざまな方法がある。理想は常に、個々のニーズに合わせた食生活である。

0 コメント

関連する投稿

オレオツーリズム -アンダルシア州でオリーブオイルを堪能

204月 | 24 オレオツーリズム -アンダルシア州でオリーブオイルを堪能
  大型連休に海外旅行を計画されている方も多いと思いますが、皆さんは「オレオツーリズム」をご存知ですか?オレオツーリズムとはスペインを旅しながら、オリーブオイルの魅力を発見する休暇スタイルで、オリーブオイル生産において世界をリードするスペイン南部のアンダルシア州では、このオレオツーリズムがとても盛ん。世界中の旅行者が集まります。 イベリア半島に位置するスペインでは、世界のオリーブオイル生産量の約50%が製造されており、うち約65%を占める130万トンが輸出されています。畑面積にすると、世界のオリーブ畑の約25%をスペインが保有していることになります。スペイン国内では、200種類以上のオリーブ品種が栽培されていて、高品質で幅広いジャンルの香りと味わいのオリーブオイルの提供が可能になっています。 上部の写真にあるとおり、中心地の住宅街を囲む緑の大地は、もちろんオリーブの畑。美しい建築と偉大なる大地の恵みが共存する地こそ、「偉大なるスペイン」なのです。   オリーブの聖地・ハエン県 写真:oleicola jaen ハエン県はアンダルシア北東部に位置し、スペイン最大のオリーブオイル生産地。農地面積の80%近くをオリーブの木が占めています。見渡す限り美しいオリーブ畑が広がり、まさに「オリーブ畑の地」。 世界中で賞賛される世界最高級のオリーブオイルを生み出すこの地で、オリーブオイルのテイスティングや、オリーブオイル生産者さんたちとの出会い、さらに、オリーブオイル・マッサージやスパなどの観光スポットがたくさんあります。   Museo de la Cultura del olivoオリーブ文化博物館は、1997年に設立され、現在は文化財に指定されています。この博物館では、採油システムについての歴史を見ることができ、また、庭園には、地中海沿岸のさまざまな国の種々オリーブが植林されています。1848年に建てられた産業建築の壮大な例である貯蔵庫は、オリーブオイルの大聖堂として知られています。 長い棒でオリーブの木をゆすって実を落とす体験も可能です。オリーブの木にたわわに実ったオリーブの実がゴロゴロっと落ちてくると、スペインの風にのって、ほのかにグリーンの香りが広がり、まるで心が洗われるようです。 *要事前予約です。   街全体が世界遺産に囲まれた地、ウベダ・バエサのルネサンス様式の建築  ...
0

スペイン風鴨南蛮蕎麦

114月 | 24 スペイン風鴨南蛮蕎麦
スペイン産オリーブオイルの風味が効いた、おいしいダックとそばの絶妙な組み合わせ。新しいそばの味をお楽しみください。 材料   そば:3束 リーキ:1本(3cmにカット) ダックスライス:15枚 生姜(チューブ):5cm 酒:大さじ3(ダックを調味するため大さじ1、味付けのため大さじ2) 塩、コショウ:適量 スペイン産オリーブオイル:大さじ2 メンツユ(3倍希釈)と白だし:各50cc みりん:大さじ2 醤油:大さじ2 かつおぶし:1パック 水:1000cc 油揚げ(オプション):1枚 エリンギ(オプション):1パック ゆず(オプション):適量   調理方法   ダック、生姜、酒大さじ1、塩、コショウをポリ袋に入れてよく揉み込む。...
0

春に食べたいスペイン風サラダ特集

104月 | 24 春に食べたいスペイン風サラダ特集
春風がそよぎ、暖かい日が続く日に食べたくなるのがサラダ。春に旬を迎える野菜の多くは、生で食べることができるものが多くありますよね。そこで、今回はスペイン産オリーブオイルで作る春に食べたいスペイン風サラダをご紹介します。   スペインらしいカラフルなサラダ 写真:Seamus Mullen, presentada en la Cumbre Anual de Liderazgo Menus of Change® de 2019. 転載ほか、無断の使用を禁じます。 日本の家庭で食べるサラダとはちょっと見た目が違いますね!さすがスペイン、カラフルで栄養バランスも完璧と言えるこのサラダは、ラディッシュとズッキーニのツナ・サラダ。ラディッシュだけでなく、紅芯大根を加えることで、お料理がパッと明るくなりますね。ドレッシングはもちろん不要、なぜならば、スペイン産エキストラバージンオリーブオイルと岩塩だけで最高に美味しいからです。 どの品種のスペイン産エキストラバージンオリーブオイルでも合いますが、おすすめの品種は、ロイヤル種です。ロイヤル種は、アンダルシア州ハエン県の郷土品種で、とってもフリーティで芳醇なイチジクのアロマが広がるのが特徴です。是非試してみてください。 スペイン流カラフルサラダのレシピを見る   春のフルーツとフォワグラのスペイン流スペシャルサラダ...
0

個人情報保護方針に同意します。

*項目を確認する

ニュースレターを登録する

スペイン産オリーブオイルについて最新情報をご希望の方は、ニュースレター登録へ。