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家族の健康と幸せを-クリスマスにオススメのオリーブオイル活用法

2012月 | 22 家族の健康と幸せを-クリスマスにオススメのオリーブオイル活用法
家族の健康と幸せを-クリスマスにオススメのオリーブオイル活用法 クリスマスのご馳走、どうしても食べ過ぎちゃいますよね?でもスペイン産オリーブオイルをお料理に取り入れれば、大丈夫!なぜならば、不飽和脂肪酸オレイン酸が成分の殆どを占めていて、ビタミンEやポリフェノールが豊富に含まれているから。今年は食べ過ぎてもギルトフリーなハッピー・クリスマスにしませんか? オリーブオイルの品質、生産量、輸出量No.1のスペインでは各地域にスペシャリテがあり、バラエティも様々。地域、そして家族それぞれのレシピがあるのだとか。定番としては、イベリコ豚の生ハム、いろいろな種類のチーズ、シーフードなどを使ったオードブルではじまり、温かいスープ、肉や魚のメインディッシュなど、テーブルに乗りきらないほどの料理が次から次へと並ぶそうですが、ここで絶対に欠かせないのがスペイン産オリーブオイル。 今回はスペイン産オリーブオイルを使って作るスペイン風クリスマス料理をご紹介します。今年は食後のデザートもオリーブオイルを使ってヘルシーなクリスマスにしてみませんか?   サラダ:市販のドレッシングは卒業。エクストラバージン・オリーブオイルとお塩だけでOK! サラダに市販のドレッシングをかけてしまうと、食材本来のおいしさがかき消されてしまいます。さらに市販のものは添加物を多く含むので、なるべく接種を控えたいですよね。そこで是非試していただきたいのが、「スペイン産エクストラバージン・オリーブオイルと岩塩」。なかでも、スペイン産ピクアル種のオリーブオイルを選んでみてください。ピクアル種のエクストラバージン・オリーブオイルはグリーンのノートとさわやかなアロマが広がるのでサラダにピッタリです。 サラダに生ハムやフルーツなども加えて、塩味と甘みを加えれば、もはや岩塩もいりません。オリーブオイル・サラダ、是非ためしてみてください。   ローストチキン:エクストラバージン・オリーブオイルを「ちょいがけ」 定番のローストチキンも、オリーブオイルで作ると魔法にかかったように美味しくなります。下味の時に大さじ1杯を加えて、焼きあがったら、フレッシュなエクストラバージン・オリーブオイルをちょいがけしてみてください。甘じょっぱい醤油ベースのソースに絡むと絶妙なハーモニーが生まれます。さらにワインにもとっても良く合います。また、美味しさだけでなく健康にも◎。オリーブオイルに多く含まれているオレイン酸は熱にも強いため、加熱調理しても健康効果を維持できるのです。オリーブオイルは最強の食べる美容液。美味しく、そして家族の健康も守ってくれる優れものなのです。   スペインのおじや?スープ雑炊「カルドソ」は豪華なシメにピッタリ スペイン料理といえばパエリアですが、スペインではパエリアと並んで人気なのが「カルドソ」。パエリアよりも汁気が多く、お雑炊に似ているテクスチャーで、この魚介のブイヨンがとっても美味しいのです。魚介とオリーブオイルはとても相性がよく、さらにレモンとオリーブオイルと下味付けしておくと魚の臭みとりにも有効です。   食べる時にもエクストラバージン・オリーブオイルをかけてみてください。お薦めの品種はリンゴやバナナのアロマを感じる、まろやかなタイプのアルベルキーナを。胃にもやさしい一品です。   クリスマスのデザートもヘルシーに。家族みんなで簡単に作れるクッキー 食事も終わりいよいよデザート、でもお腹がいっぱい!なんて時はこのクッキーを。米粉と黒砂糖、そしてエクストラバージン・オリーブオイルで作るシンプルなクッキーなだけに、一度食べだしたら止まらないおいしさ。食べ過ぎても罪悪感を感じない嬉しいデザートです。しかも30分でできちゃいます。作り方レシピのページを確認してみてくださいね。   まとめ いかがでしたか?クリスマスはふだん離れて暮らしている家族や親戚も勢ぞろいして、クリスマスディナーを楽しむ大切な日。カヴァ(スパークリングワイン)で乾杯をし、ゆっくりと時間をかけて食事を楽しみ、デザートとコーヒーが終わったら、リキュールを飲みながらおしゃべりは続き、そのまま夕食がまたはじまることも。今年のクリスマスは家族の健康と幸せに感謝をこめて、オリーブオイルを使ったヘルシーなご馳走を、つくってみてはいかがでしょう。...

アンダルシア地方の料理を知ろう|旅行でガストロノミーを楽しむ

257月 | 22 アンダルシア地方の料理を知ろう|旅行でガストロノミーを楽しむ
アンダルシア地方はスペインの南部に位置します。幅広い国から強い文化の影響を受けていることにより、様々な料理を味わえるのが魅力的です。イスラム色の強い料理やモロッコに影響を受けたエスニックテイスト、イタリアやギリシャのような地中海料理など多様。ガズパチョ発祥の地であるだけでなく、気候に合わせてオリーブオイルにそれぞれ特徴があるのも驚きです。ぜひ旅の道中で文化色豊かなアンダルシア地方の料理を食べつくしましょう! アンダルシア地方でおすすめ料理 アンダルシア地方は、イスラム教とキリスト教が融合した建築が多くあります。歴史的建造物があるということは、食文化も深いということになります。 コルドバで食べるサルモレッホ コルドバはイスラム文化が色強く残っています。モスクとして成り立っていたキリスト教会、メスキータやイスラム時代の要塞、カラオラの塔などが有名です。コルドバはイスラム文化に影響を受けた郷土料理が多く、そのなかでもトマトとパン、オリーブオイルの夏クリームスープ、サルモレッホは食べておきたい料理です。ガスパッチョよりも濃厚でもったりとした食感に、刻んだゆで卵と生ハムがアクセントになっています。 セビーリャの「サンタ・クルス地区」にあるバルで食べる セビーリャは多くの世界遺産がある地域です。スペイン最大の規模を誇るカテドラルや14世紀後半に建築された宮殿アルカサルなどを見にくる観光客が多くいます。観光し終わったあとに、ぜひ訪れてほしいのが「サンタ・クルス」地方です。細い路地に並ぶバルやタパスで料理をつまむと本場スペインに溶けこんだ気分になれるでしょう。 グラナダで安く郷土料理を食べる アンダルシアといったらアルハンブラ宮殿です。宮殿は、イスラム建築の最高傑作と言われており、チケットはほぼ毎日完売するほど人気があります。グラナダは学生街ということで、バルが安く美味しく食べられます。ガスパチョ(トマトベースの冷たいスープ)やレモホン(オリーブオイルを垂らした、タラとオレンジのサラダ)をぜひ食べてみましょう。 魚のフライ マラガやカディスの沿岸部では、オリーブオイルで揚げた魚を食べるのが一般的です。 地域によっては、串で刺して直火で焼く、いわゆる「エスペート」が一般的とされています。 アンダルシア地方で観光しながら美味しい料理を食べよう! イスラム色が力強く残るアンダルシア地方では、他スペインでは見れない建造物だけでなく、料理も幅広く楽しめます。今ここでしか食べられないエスニック・ガストロノミーを味わい尽くしましょう!

オリーブオイルはどこで生産されているの?

096月 | 22 オリーブオイルはどこで生産されているの?
  スペインは現在、世界でオリーブオイルの生産、輸出の両方においてトップのポテンシャルを誇ります。スペインオリーブオイル専門家のデータによると、その生産面積は250万ヘクタールにも及ぶそうです。直近10年のスペインでのオリーブオイルの年間生産平均量は108万トンを超えました。 今日、スペインにおけるオリーブ栽培は全世界の生産50%を占め世界一です。欧州においては70%を占めています。これはスペインが他の欧州の生産国(イタリア、ギリシア、ポルトガル、フランスなど)の約3倍生産していることを示します。これが可能になのはスペインのオリーブ畑の優れた生産性だけでなく、オリーブ畑から瓶詰めまで最良の生産方法や技術のおかげです。 スペインの中で、1番の生産要塞はアンダルシア地方で、スペインオリーブオイルの80%を生産しています。主な生産地域はハエンの北東部からセビージャの南東部を結ぶ地域で、コルドバのスッベティカ地方、マラガ北部、グラナダの西部が含まれます。ハエン県で栽培される主な品種はピクアルでその栽培面積は90%以上を占めます。 このため、アンダルシア地方はスペインのエクストラバージンオリーブオイル品質の保証されたブランドが一番多く持ち、その数は14にのぼります。 このアンダルシア地方にオリーブオイルの生産量で続くのがカスティージャ・ラ・マンチャ、エストゥレマドゥーラ、カタルーニャ、そしてアラゴンですが、スペインのほぼ全ての地域にてオリーブオイルが生産されていることは言及すべきことで、品質の保証されたブランドは更に18あります。 スペインのオリーブオイルは世界で最も消費されているオイルですが、世界ベストオリーブオイル協会(WBOO)など国際的な主要なコンペ等で認定されているように、最も品質の良いオイルでもあります。また、スペインで栽培されるオリーブが200種以上に及ぶ個とで、世界でも最も多い種類のオイルに出会うことができます。

世界を虜にするスペイン産オリーブオイル

231月 | 21 世界を虜にするスペイン産オリーブオイル
スペイン産オリーブオイルは、世界中の何百万もの家庭で親しまれており、オリーブオイルを代表するオイルです。  エクストラバージンオリーブオイルは、どのようにして世界を魅了したのでしょうか? 近年の歴史を象徴するオリーブオイル この100年は人類史の中で最も目まぐるしいものでした。 技術の進化は、歴史の流れを変えました。 例えば今の北京は、1920年の頃と比べると同じ都市と認識できないでしょう。   車、飛行機、電動スクーター、ドローン..。 現在の人や物を運ぶ手段は、当時の手押し車を押す人たちや石炭列車とはかけ離れています。 よく見てみると、その変化はさらに顕著になっています。 この50年間で私たちは、カラーテレビの登場が衝撃的だった時代から、今のようなバーチャルで拡張された現実の世界で生活するようになりました。 中国では13億人以上の人口がいて、携帯電話会社に支払われる口座数は15億以上も存在するということをことを知っていますか? 気づかないうちに、人間からサイボーグになってしまったような印象です。 これらの技術がもたらす便利さは、当然手放したくありませんよね。  これらのデータは、変化は時代の兆しだということを示しています。  私たちはこの変化を受け入れて支えてます。 オリーブオイルの場合はどうでしょうか?   オリーブオイルの世界への旅 この疑問を紐とくため、これから4つの旅について見てみましょう。 初めに、1967年のアメリカはロサンゼルスへ。 そこには6歳のエマちゃんがいます。 両親から甘やかされて育ち、質の良い服と教育を受け、食料にも困りません。...

【歴史雑学】オリーブの木とオリーブオイルにまつわる歴史と雑学

1511月 | 17 【歴史雑学】オリーブの木とオリーブオイルにまつわる歴史と雑学
オリーブオイルには豊かで長い、驚くべき歴史があります。その上、素晴らしい食材であるだけでなく興味深い事柄に溢れています。台所に常備されているオリーブオイルは、あなたが料理でふんだんに使ってくれるのを待っています。これから私たちのこの愛すべきオリーブオイルの知られざる秘密を解明していきます。ますますオリーブオイルが好きになることでしょう! 歴史を通して  平和の象徴とされてきたオリーブの木 この歴史はとても興味深いので、オリーブの木とその実の重要性について少し振り返ってみましょう。オリーブの木は平和の象徴であり、しばしばそのシンボルとしてオリーブの枝が使われています。実際、オリーブの枝は国際連合の旗にも描かれていますよね。 オリーブの木は古代ギリシャをはじめとする最も重要な西洋文明の全てに登場しています。事実、オリーブオイルを「黄金の液体」と称したのはホメーロスでした。ギリシャ神話によると、アテナとポセイドンがアッティカの領有権を争った際、ゼウスが仲裁役を務め、その決定を市民の投票に委ねました。ポセイドンは馬を、アテナはオリーブの木を市民に贈りました。市民が選んだのは、もちろんオリーブの木。;) また、オリーブの木は古代エジプトでも用いられていました。ファラオのミイラにオリーブの枝で作られた王冠を被せ、オリーブオイルで作られた芳香油を塗っていたのです。ところで、クレオパトラはその美貌を保つためにオリーブオイルを愛用していたってご存知でした? そしてもうひとつの偉大な文明:そう、古代ローマ!すでに私たちのブログ を見てご存知かもしれませんが、スペインのオリーブオイルはその品質の高さから古代ローマ人のお気に入りのオイルであり、日常生活で不可欠な存在でした。 オリーブオイル:神聖な液体 このように、何千年にもわたって地中海の人々の生活を維持してきたことから、オリーブオイルは神聖なものとみなされているのです。今日でも毎日の生活でオリーブオイルがもたらす恩恵 は数知れません。そして日常生活において日に日にオリーブオイルの評価が高くなっています。 オリーブオイルに関する驚くべき3つのデータ オリーブの歴史と特質についてざっと振り返りましたが、他にもまだお話しすることがあります。注意して読んでくださいね。 1 ℓのエクストラ・バージン・オリーブ・オイルを絞るのに必要な量は、平均5 Kgのオリーブの実。 オリーブにはヒトと全く同じ数、ちょうど46本の染色体があります。 ワインと同様に、各料理にはそれぞれ相性のいい一種類のオリーブオイルがあります。例えば、ほのかにフルーティーな香りただよう オリーブオイル は、白身魚、マヨネーズをはじめとするソース、鶏肉、野菜と組み合わせることがお勧めですが、フルーティーな味わいが強いオリーブオイルは青魚、ブロッコリーなどの野菜、サラダや赤身肉との相性が抜群です。 台所に備えているそのオリーブオイルに対する理解度が深まったのではないでしょうか。あなたはどんな風に使いますか?  ...

【驚愕!】ローマ帝国の食事を支えたスペインのオリーブ畑

0310月 | 17 【驚愕!】ローマ帝国の食事を支えたスペインのオリーブ畑
「西ローマ帝国全土に最も多く存在していた、もしくは最も典型的だったアンフォラはバエティカのオイルが入ったものでした。ベルギー、ゲルマニア、スイスを含むガリア、全ブリタンニアでアンフォラが出土しています。流通の港であるアレクサンドリア(エジプト)にもたどり着いたオイルは、そこからインドの東沿岸部のアリカメドゥなどの遠地にまで運ばれていました」遥か2000年も昔、グアダルキビル川岸で作られたオイルが詰まったアンフォラは、8000キロも離れた遠いインドまで旅をしていたのです! しかし、最高級のオイルは世界の中心、ローマへ。『帝国、皇帝、胃袋を制して政治権力を掌握。ローマの社会平和を維持するためには食品を安く提供することが必須でした。つまり、ローマはバエティカのオイルに依存していたということです」レメサル教授と彼のチームが何年もかけて調査中の、今日ではモンテ・テスタッチョとして知られる当時の巨大な廃棄場所がこの事実を顕著に表しています。教授曰く、「この山は完全に人口の山で、アンフォラの残骸のみによって形成されています。また、現在の大きさは周囲約1キロ、高さは約50メートルですが、当時は現在よりもずっと大きかったのです。つまり、ここはごみ収集場だったということです。現在、アウグストゥスの時代から紀元後3世紀までに帝国の首都で消費されていた80%から85%のオリーブオイルがバエティカ産のものであったと見込まれています」 「当チームの地質学者が重量を測り、体積を求めました。約50万トンのテラコッタがあるので、それらをアンフォラ一本のおおよその重量である30キロで割ると、約2千5百万本のアンフォラが今尚蓄積されている計算になります。その数字にオイルの重量である70キロを掛けると、175万トンのオイルがあった計算になります。つまり、テスタッチョに現在ある遺物をもとに計算すると、250年間の50万人の食事にオイルが使われていたことになります」 しかし、まだ疑問点は残ります。それは、どうやってあれだけのものすごい速さで全世界において消費が拡大したかです。答えは簡単、ローマ軍の進軍に関係があります。「ローマ軍の戦士の食事は将官、つまりオイルが基本的食材であると考える地中海出身者が作っていたのです。将官の食事の基本であるオイルは1ヶ月に1キロの割合で兵士の食事に使われていました。さらに、ローマ人のような生活をしたいと考えていた人たちも、ローマ式入浴法、ローマ式飲食法といったローマ人の習慣を取り入れるようになりました。これこそがまさに異国情緒たっぷりの産物が遠い国にまで広まった理由です」 まさに、スペインのオリーブ畑がローマ帝国の食事を支えたのですね。   【オリーブオイルの歴史に関するおすすめ記事】 【ローマ帝国の歴史】オリーブオイルとローマ帝国の密接な関係   【オリーブオイルの使い方に関するおすすめ記事】 【オリーブオイルで揚げ物】上手に揚げるコツは?レシピもご紹介 【油の再利用】オリーブオイルを再利用する10のアドバイス 【オリーブオイルの使い方】オイルの特長を最大限に生かす方法 【プロ伝授】もうスーパーで迷わない!オリーブオイルの選び方 オリーブオイルのレシピ集   【オリーブオイル基礎知識に関するおすすめ記事】 エクストラバージンオリーブオイルとは? オリーブオイルの種類はいくつある? その違いは? オリーブ品種16選!それぞれの種類の特徴をご紹介  ...

【ローマ帝国の歴史】オリーブオイルとローマ帝国の密接な関係

0310月 | 17 【ローマ帝国の歴史】オリーブオイルとローマ帝国の密接な関係
スペインは世界の170カ国以上にオリーブオイルを輸出しています。世界に190カ国強の国々が存在していることを考慮に入れると、地球上のほぼあらゆる場所でスペイン産オリーブオイルを目にすることができるということになります。 そう考えると、例えば、イギリス人がイングランドとスコットランドの境界線近くにあるノーサンバーランド州のとあるスーパーマーケットに行ってスペイン産エキストラバージンオリーブオイルを購入したといっても誰も驚かないでしょう。しかし、今から2000年も前に同じ州に住んでいた誰かもスペイン産オリーブオイルを使った食生活を送っていたという話になったら、どうでしょう? 作り話なんかではありません。この事実にたどり着いた経緯がまさにエキサイティング。実は、イギリスにあるこの遠い州にローマ帝国のヴィンドランダ要塞跡があります。紀元後85年にハドリアヌスの長城を警備する目的で建設されたこの重要な要塞は、ローマ帝国の北の国境を防衛するための駐屯地でした。それにしても、バエティカ(現在のアンダルシア州の大部分を含む地方)のオリーブオイルがローマ帝国の兵士たちの食生活に欠かせないものだったということが2000年経った今、どのようにして判明したのでしょうか?それは、これらの油を輸送していた『容器』の遺物(216リブラ(古代ローマで使われていた単位)=約70キロが収容可能なオイル用のアンフォラ)が出土したからです。 バルセロナ大学にて古代歴史の正教授を務めるローマ帝国の歴史研究家および専門家であるホセ・レメサル(José Remesal)氏の説明によると、これらの容器には現在の製品ラベルに相当するものが存在し、生産地と帝国内の流通経路が追跡できるようになっていたとのこと。 教授曰く、「まずは焼き物工房にて刻印・グラフィトが施されていました。刻印には、個人名とアンフォラを作った焼き物師の名前、もしくは工房長、さらには工房名といった、とても複合的な情報が記載されていました。グラフィトが示しているものは各チーム・個人が行った作業内容。また、容器の重量、内容物の正味重量、商人(達)の名前が記された『tituli picti』も見ることができます。さらに、私たちにとって最も重要な点として挙げられるのは、いわゆる税務署の管理記録のようなものが存在し、チェックを受けた課税地域(セビリア、コルドバまたはエシハのどちらか『xxx課税地域にてチェック済み』)、実際の重量(『含有量:xxxリブラ』)、さらには、そのチェックを行った人物と年が分かることです。まさに、現代のビールやワインに記載されている情報がアンフォラにも記載されていたのです。つまり、世界中のどこでもアンフォラの識別が簡単だったということです」2000年前に、どのようにバエティカのオイルがはるか遠いインドまでたどり着いたかをこちらから発見してください。   【オリーブオイル基礎知識に関するおすすめ記事】 エクストラバージンオリーブオイルとは? オリーブオイルの種類はいくつある? その違いは? オリーブ品種16選!それぞれの種類の特徴をご紹介   【オリーブオイルの使い方に関するおすすめ記事】 【オリーブオイルの使い方】オイルの特長を最大限に生かす方法 【プロ伝授】もうスーパーで迷わない!オリーブオイルの選び方 オリーブオイルのレシピ集   【オリーブオイルと健康・美容に関するおすすめ記事】 【オリーブオイルと健康】エキストラバージンオリーブオイルで健康に 【オリーブオイルの美容効果】肌や髪に効果的なオリーブオイル...

人類の歴史におけるオリーブオイル(パート1)

242月 | 17 人類の歴史におけるオリーブオイル(パート1)
オリーブオイルが他の植物油と違う点は、他の植物油が種から油をしぼるのに対し、オリーブオイルはオリーブの実から油をとるというところ。アセイテ(油)は、アラビア語のオリーブの実の果汁、az-zaitを語源とします。さらに、数千年も昔にホメロスがオリーブオイルを黄金の液体と呼んでいたことは特記する点といえます。以来、オリーブオイルは地中海食の中心的要素のひとつ。しかも、現在知る限りでは、地中海食は最も健康に良い食事法の一つなのです。地中海食は2012年にはユネスコの無形文化遺産として認定されています。 恐らく、数千年も前に地中海周辺地域に住んでいたローマ人、ギリシャ人、フェニキア人がオリーブの木を栽培し始め、オリーブの実から採れる果汁が使えることを発見し、オリーブオイルを使用始めたのではないかと考えられています。しかし、オリーブやその実、そしてオリーブオイルが、現在と同じように重要な産物となったのは古代ギリシャの頃のこと。だからこそ、これらのモチーフがコイン、または古の墳墓に永遠の命の象徴として刻まれたわけです。偶然ではないのです。 オリーブの木とその実とオリーブオイルの興味深いデータがあります。それは、ある時期オリーブの枝葉の冠がオリンピックゲームの参加者に与えられていたこと。さらに、勝者に与える冠を形成する枝の一部は、両親が健在である12歳の男子が純金のナイフで切りとったものだとか。 人類の歴史にとても関わりがあるこのスポーツの祭典で、選手たちは練習前後に全身にオリーブオイルを塗布してマッサージをしていたそうです。実際今日でもその習慣は受け継がれ、古代に高く評価されていたオリーブオイルマッサージは、現在でも非常に高く評価されています。 さらに、オリーブやオリーブオイルは、宗教の世界(特に民衆文化レベル)でも利用されるようなりました。ギリシャ神話によると、アリスタイオスがバルカン半島、エーゲ海、シシリア、サルダーニャにこれらの産物を与えていたそうです。とういうことは、アリスタイオスがオリーブオイルと採油法の発明者だと考えられているのは偶然ではないと言うことですね。 いずれにしても、オリーブオイルが最盛期を迎えたのはローマ帝国時代のこと。地中海地域全体でオリーブオイルが普及し、ローマ帝国の一部として存在であり、当時イスパニアと呼ばれていたスペインにまでたどり着きました。これでスペイン産オリーブオイルの歴史が大分わかったと思います。ヨーロッパのこの地域では、そんなに古くからこの類まれな品質が自慢の「黄金の液体」を作り出していたのですね。 古代オリーブオイルの歴史、特にスペイン産オリーブオイルの歴史に興味がある人のために、第二章を準備中。お楽しみに。待っている間、スペイン産オリーブオイルを使って思いつくまま何か作って満喫しては? 【オリーブオイルの歴史に関するおすすめ記事】 ローマ帝国の食事を支えたスペインのオリーブ畑 全世界へオリーブオイルを輸出するスペインは2000年以上もトップの座に君臨 【ローマ帝国の歴史】オリーブオイルとローマ帝国の密接な関係 【オリーブオイル基礎知識に関するおすすめ記事】 エクストラバージンオリーブオイルとは?   【オリーブオイルの使い方に関するおすすめ記事】 【オリーブオイルの使い方】オイルの特長を最大限に生かす方法 オリーブオイルのレシピ集

人類の歴史におけるオリーブオイル (パート2)

043月 | 16 人類の歴史におけるオリーブオイル (パート2)
  今回の投稿の第一部では古代ギリシャのお話をしました。オリーブオイルの歴史において、とても重要な次の時代はローマ帝国期です。当時スペインはイスパニアと呼ばれ、最も繁栄した地でした。 現代のオリーブオイルを理解するには、オリーブオイルの栽培と運搬の技術を改善したローマ人は必要不可欠な存在。またローマ人達はイスパニア産のオリーブオイル、具体的にはバエティカ産(現在のアンダルシア州)のオリーブの実とオリーブオイルの最大の消費者だったのです。イスパニア産オイルは、その品質の高さから帝国内で高く評価されていました。ローマ時代、イスパニアは3千万以上ものオリーブオイル入りアンフォラ(油壺)を輸出し、そのうち、ローマには定期的に何千本もが運ばれていたと推測されています。 19世紀の末、イタリア系プロシア人の考古学者Heinrich Dresselがローマのある小さな丘で、オイルを輸送していた大量のアンフォラの遺物を発見しました。彼は調査の末、アンフォラはバエティカ(スペイン南部)から運ばれてきたということだけでなく、当時のローマ人は、空のアンフォラをテヴェレ川左岸に捨てる習慣があったことまで発見しています。これらの遺物は現地の土と混じりあって一つの丘を形成しました。今日、この丘はモンテ・テスタッチョとして知られています。 中世になると、スペインや隣国フランスでは、オリーブオイルを石鹸の原料として利用していたことが判明しています。長い年月にわたり、オリーブオイルは家庭内に明かりをともすために利用されたり、美容処置の原材料として使用されたりと、幅広く使われてきたのは間違いありません。勿論、今も昔も食用として利用されることが主流です。オリーブオイルはどんなタイプ(エクストラ・バージン、バージン、オリーブオイル)でも、あらゆるレシピに相性抜群です。 その後19世紀に入り、スペインでのオリーブ栽培は鉄道路線建設のおかげで大きく拡張してゆきます。こうして、スペインのオリーブ畑が世界一の規模へと発展したのです。 20世紀のスペインは目覚しい技術革新が実を結び、最高級のオリーブオイルが製造できるようになりました。そして国際的に著名な数々のコンテストで毎年優勝するに至ります。そして現在スペインは、オリーブオイルの生産高と特にその品質において、世界のリーダーの座に輝いています。

【ギリシャとオリーブオイル】オリーブオイルは古代にさかのぼる宝物

237月 | 15 【ギリシャとオリーブオイル】オリーブオイルは古代にさかのぼる宝物
スペインでは、260種以上のオリーブの品種が栽培されており、この事が、オリーブオイルの歴史も最古のものと思われがちですが、その真実は、 オリーブオイルの歴史は中東で、私たちの国から遠いところから始まりました。オリーブは、今から何千年も前に地中海沿岸全域で生産、消費が始まりました。 すでに、古代ギリシャでは、オリーブオイルがが経済の主役となっていました。ギリシャ人はオイルが持つ、その価値を認識し(美食を追い求めただけはありません)そして、ギリシャ人は、オイルの生産とその販売を 地中海全域に開始しました。 もちろん、 オリーブの栽培が拡大、改良したのは、ローマ人のおかげでした 。ローマ人は全植民地にオリーブをもたらし、我が国(ローマ領ヒスパニア)のオリーブオイルは、ローマ帝国で最も高く評価されたため、オリーブの最大栽培国として、スポットライトが当たりました。 オリーブの木は、それ以来、権力、平和と繁栄の象徴となりました。当時のギリシャやローマの神話を描いたイラストの多くには、オリーブが風景の一部に描かれています。 このオリーブの木は、アイコンとして、今日まで地中海と平和を表す旗として、受け継がれています。­   【オリーブオイル基礎知識に関するおすすめ記事】 エクストラバージンオリーブオイルとは? オリーブオイルの種類はいくつある? その違いは? オリーブ品種16選!それぞれの種類の特徴をご紹介   【オリーブオイルの使い方に関するおすすめ記事】 【オリーブオイルの使い方】オイルの特長を最大限に生かす方法 【プロ伝授】もうスーパーで迷わない!オリーブオイルの選び方 オリーブオイルのレシピ集   【オリーブオイルと健康・美容に関するおすすめ記事】...

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